令和７年２月２３日（日）に，旭川市科学館サイパルで「大雪山カムイミンタラ ジオ・フェスティバル」を開催しました。
イベントでは，地球科学や地域の自然に関する実験やワークショップが行われたほか，愛別町と鹿追町で発見された新種の鉱物「北海道石」の講演会，地元の食材を使ったキッチンカーの出店もあり，たくさんの学びと地域の恵みに触れるイベントとなりました。
ご来場の皆様，並びに開催にご協力いただきました皆様，ありがとうございました。

共催：旭川市科学館サイパル
協力：様似町アポイ岳ジオパーク推進協議会／洞爺湖有珠山ジオパーク推進協議会／白滝ジオパーク推進協議会／三笠ジオパーク推進協議会／とかち鹿追ジオパーク推進協議会／十勝岳ジオパーク推進協議会

①体験ブース
１７の出展ブースにより，一度にたくさんの体験ができる良い機会となりました。火山の噴火実験や顕微鏡を使った観察のほか，化石に関する体験活動やシカ角のワークショップ，地形の変遷や大陸移動など，地域の自然から地球科学まで，たくさんの学びがありました。
また，構想地域１市７町おすすめスポットクイズラリーでは，多くの来場者がクイズに挑戦し，中学生以下の参加者には１市７町いずれかの特産品をプレゼントしました。
＜出展団体＞
構想地域１市７町，あさひかわジオパークの会，NPO法人大雪山自然学校，旭川地方気象台，北海道教育大学旭川校 火山岩石学研究室，サイエンスボランティア旭川，旭川開発建設部 旭川河川事務所，旭川北高等学校理科実験研究部，旭川市教育研究会理科研究部，三笠ジオパーク推進協議会，とかち鹿追ジオパーク推進協議会，十勝岳ジオパーク推進協議会，旭川市科学館サイパル

②講演会「北海道石ってなんだ！？」
愛別町と鹿追町で北海道石を発見した研究グループの１人である，（一社）地球科学社会教育機構の石橋 隆氏を講師に迎え，講演会を開催しました。午前の回５７名，午後の回４８名，合計１０５名が聴講しました。聴講者からは，「面白かった。」「分かりやすく，勉強になった。」「講演を聞けて良かった。」などの声を聴くことができました。

③キッチンカー
科学館駐車場には４台のキッチンカーが並び，地域の食材を使った料理を味わいました。
＜出店者＞
MEAT ONE（旭川市）：ホットサンド，コーヒーほか
ガレット＆クレープ　くれぴえ（旭川市）：そば粉のガレット，クレープ
ばらかもん（愛別町）：五島うどん
おいしい理由。（東川町）：のっけ飯茶づけ，オルチャータ